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うたにっき

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早春の武蔵野 活動終了のお知らせ

早春の武蔵野 活動終了について


2009年の第七回を予定して、告知までしておりました「早春の武蔵野」は
残念ながら、第六回をもちまして、活動を終了する運びとなりました。
comodo(コモド)としての大石啓Pf・多田良三生里Fl・山田祐規子Sop・渡邉浩代Pfの
4人での活動も停止ということになります。

毎年、次回を楽しみにしてくださるお客様が多い中
この企画を終了することは、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

6年間毎年、静岡音楽館AOIというステージを与えてくださった
この団体に、私は大きく育てていただきました。
毎年を楽しみにしてくださる
お客様のリピートがとても多い演奏会に育つことができましたのも
ひとえにすべて、ひとりひとりのお客様のおかげです。
本当にありがとうございました。
感謝を忘れずに、私は次のステップへと進みます。

しかし、他のメンバー含め、私個人の活動が停止することはありません。
どうぞ、これからもご支援のほどよろしくお願いいたします。

2008年12月31日  山田祐規子



尚、comodo(コモド)代表の渡邉幸成Trp、ならびに渡邉浩代Pf、多田良三生里Fl
この3名に加えまして、薩川美和子Pf、百瀬美樹Sop 計5名にて
新団体 accord(アコール)を結成し、
今後活動を続けていくそうです。
2009年2月27日(金)に第1回の演奏会を行うということです。

こちらの団体に関しては、私は全く関与しておりませんので
詳細に関しては直接accord(アコール)にお問い合わせくださいませ。




**コンサート早春の武蔵野終了のお知らせ**

関係者はじめ今までコンサートに御来場いただきましたすべての皆様、
本当にありがとうございました。

また今回のこの連絡が遅くなりましたことで、
このコンサートを楽しみにしていた下さっていた皆様に
大変なご迷惑をおかけしましたことをここにお詫び申上げます。

この場をお借りしまして皆様へのお礼のご挨拶をさせていただきますと共に、
終了に至った経緯と今後の活動等につきまして少しお話しさせていただきたいと思います。

まずこのコンサートは発足当時、一人の事務局の人脈と熱い思いから
メンバーが集結、コンサートを立ち上げることになりました。
武蔵野音楽大学という同じ場所に学び、その後も自分の勉強を続けながら
同じ静岡というステージでそれぞれが独自の演奏活動を行って人たちがいるということ、
そういう若手を集めて演奏会を開き地元の皆様にも
認知していただきたいというのがそのねらいでした。

これらを企画発案をし更には全員を結び付けた一人の事務局が、
その想いの強さとうらはらに唯一武蔵野出身ではなく音楽とは別の世界の人間であったことから、
一番年長である私が彼のサポートのもと代表を引き受けることとなりました。

メンバー一人一人の音楽やお客様への熱い想いとは対照的に、
コンサートの性格や方向性はとにかくやってみてから…、
まずは気楽に長く続けていこうとグループ名をcomodoとし、
実は私個人的には出演メンバーやコンサートの名前を変えながら
最終的には出身大学にもとらわれずに広げていこう等という野望も持ちつつのスタートでした。

私たちを応援して下さるあたたかいお客様と会場の雰囲気に包まれての第一回のコンサートの成功を受け、
お客様にリピーターとして何度も足を運んでいただきたい、
演奏やに責任を持ちたいという思いから以後メンバーを固定、
コンサートの名前もそのまま回を重ね、昨年は無事第六回を迎えるまでになりました。

お客様はリピーターが多く、回を重ねるごとに来場者が増えていることに喜びを感じていました。

近年のクラシック音楽ファンの減少や高齢化等から、
メジャーなアーティストの公演でもなかなか動員が厳しくなってきている現実の中で、
出演者一同大きな喜びと責任を感じながら、よりよい演奏を目指して精進して参りました。

おかげさまでコンサートの当初の目的であった若手演奏家の認知は達成され、
出演者たちもこの演奏会をきっかけにそれぞれ活動を広げ、
その期待に応える中堅演奏家に成長していきました。

これもひとえにこのAOIというスバラシイ音響空間での演奏の機会を与えて下さり、
御来場の度にあたたかい拍手でコンサートを盛り上げ
スバラシイ会場の空気を作って下さった皆様のおかげであります。
すべての皆様にここに改めて感謝申上げる次第であります。

しかしながら…、その成長こそが今回のコンサートの終了と
comodoの活動休止を決断せざるをえない状況になってしまいました。

『早春の武蔵野』は出演者の想いの強さやそのこだわりの深さから
年々演奏時間が長くなってしまい、もはや一つのコンサートに入りきれない程となりました。
またおかげさまでそれぞれの活動が広がってきたことで、
スケジュールの調整が難しくなってしまったこと、
更には当初は事務局と二人でサポートに徹するつもりだった代表の私の演奏の参加により、
事務局への負担が増大してしまったこと、そしてこれは皆様には関係ありませんが…、
私たち一人一人がいつの間にかその状況にに甘えてしまい、任せっきりになってしまいました。
自分が忙しくなったことを理由にコンサートの立ち上げ当初の様に
できることは何でも自分でやろうという意識が薄れていました。
いい意味でシステムが出来上がり、すばらしいスタッフに囲まれていたことで、
信頼の名のもとに依存心が生まれていたかもしれません。
前回のコンサートの後、これらの反省をもとになんとかコンサートを続けていける道を模索したのですが、
私の力不足から全員の意見やスケジュールの調整等をまとめることができず、
全員参加での次回の開催は大変厳しい状況となってしまいました。

また一部のお客様から、このコンサートのタイトル『早春の武蔵野』が
出演者が出身大学のつながりだけにこだわっているのかという指摘もあり、
メンバーの為にもいずれその誤解を解きたいという思いと、
このコンサートへの愛着というジレンマもありました。

一部のメンバーで続けていくことや、メンバーの追加や入れ替えての継続も考えたのですが…、
支えて下さった皆さまに対して誠実でありたいという私個人の思いから、
この度コンサートの終了とcomodoの活動休止という決断をさせていただきました。
これがメンバーの総意でもなく、
この決断が皆さんにとって一番正しいものであったかどうかも正直わかりません。

メンバー一同は今までの皆さまのご支援に感謝しつつ、
今後はそれぞれがそれぞれのステージでより自分らしい演奏を聞かせてくれると思います。
この最高の仲間に敬意を表し、またいつかの再開の可能性を信じて
comodoの活動を一時休止とさせていただきます。

今まで応援して下さったすべての皆さまに、
今後のメンバーそれぞれの活動に今後も変わらぬご支援をいただけますよう
お願い申し上げ代表の挨拶とさせていただきます。

comodo代表:渡邉幸成


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